TRACK.11 SPARKLE
'82年『FOR YOU』より山下達郎 作詞 吉田美奈子 作曲・編曲 山下達郎基紀
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『完璧主義者』『音の職人』『アカペラ、ドゥワップの第一人者』等の称賛を持つ
山下達郎先生の入魂の一曲を・・・リズムギターでも定評のある彼が奏でる、
まさにスパークリングなリズムカッティングから始まる素敵な楽曲。
知人より5万円で購入した70年代末期モデルのフェンダー・テレキャスター(
達郎自身「僕の身体の一部」とまで言い切っている)で煌めきを放っている。
『クリスマス・イヴ』ではイントロで雪を降らせ、
『LOVELAND ,ISLAND』ではイントロで砂浜へと誘ってくれる。
アレンジャーとしても、サウンドプロデューサーとしても超一流ですね。
音像へのこだわりも人一倍。
70年代アナログ時代は、名器STUDER A800をメインレコーダーに、そして
86年発表『ポケット・ミュージック』あたりからデジタレコーディングの波が押し寄せ
レコーダーをSONY PCM-3348に、そしてHDレコーディングが主流となった今は
DIGIDESIGN Pro Tools/HDと楽器のみならず録音機材への執着も人一倍ですね。
同じ音楽人として見習うところ多々ありです。
以前、バンド仲間のモトピーに、この曲のイントロの弾き方を習ったのですが、
20年経った今でも上手に弾けません(笑)深いです(爆)
そんな雲の上の存在、達郎先生と共通点を挙げてみるとすれば、
筒美京平大先生をリスペクトしているところ、
吹奏楽部で打楽器を担当していたところ、暑い夏が嫌いなところ、
竹内まりやファン(笑)なところですね。
あとサザンの桑田夫妻と親交が深いという噂も耳にしたことがあります。
山下達郎先生楽曲にまつわる思い出と言えば
18歳の時、三ヶ月程、寮生活をしたことがあるのですが、
その時に同室だったマーちゃんと酔っぱらって
レコードを寮中に響き渡るボリュームでかけ、歌い踊るという
(ホント迷惑なヤツ!)時に必ず流れていたのが、『SPARKLE』をはじめとする
山下達郎先生の楽曲でした。
もちろん、その乱痴気騒ぎの後は先輩に叱られ廊下で泥酔のまま正座させられていました。
またその当時、ディスコに踊りに行った時に『LOVELAND ,ISLAND』が流れた時に
興奮し過ぎて失神したという伝説もあります。
達郎先生の音楽情熱を一身に受けてしまうからでしょうか?
つい暴走してしまいます。(ちょっと反省)
そんな楽曲制作の入魂ぶりが、飽きさせない音楽、
色あせない楽曲に磨きをかけてくれるのでしょうね。
まさにSPARKLE!(若き日の思い出とともに)
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